The one there

 見えるだろうか?
 霞んだ景色の中で、僅かに輝くスターダスト・・
 見ようとしなければ見えないもの
 まるで夢に出てくる蜃気楼のように・・
 

2010年1月31日日曜日

The Lost Ark

櫻井くん演じる「富澤友紀夫」は「轟冬子」を捕まえて、懸命に保険の勧誘をしています。
しかし彼女はあまり興味がないようです。
諦めたのか「富澤」は、頭を下げて帰ろうとします。
その様子に彼女は『帰れって言われて素直に帰る営業がどこにいるのよ。そんなんで引き下がってちゃ絶対に契約なんか取れないわよ。』と言います。
ここでの「帰れ」は「変えれ」のことです。
つまり、彼は彼女に考えを変えて欲しい・・大事なものを守って欲しいと頼んでいるわけですが、なかなか上手くいかないんですね。
そして「契約」という大事な言葉が出てきました。
「契約」とは、このドラマのタイトルどおり「約束」のことです。
宗教的に言うなら、「信じる」ということになると思います。

それからもう一つ。
「契約の箱」という言葉を知っていますか?
モーセの時代に、十戒が刻まれた石板を収めた箱をそう呼んでいました。
つまり、現実的に言うなら「戒めを説いたものが書かれた本」を指しているんです。
それは人間がしてはならない十の掟であり、それをする者は人間ではなくなってしまうからだと思います。
恐らくこの「十戒」は誤解されている可能性が高いので、現代風に訳してみました。
1.人の祖は1人である。すべては1人から分かれて生まれ出ている。
(人の遺伝子は1つから枝分かれしている)
2.人の祖の身代わりを作って崇拝してはならない。
3.他人の名を語って人を騙してはならない。
4.休みの日は、契約の箱に書かれた文を読み、自らを戒めよ。
5.あなたの血族を敬いなさい。
6.人の体を傷つけ、死に至らしてはならない。
(生まれ変わってもその傷は癒されず、残ってしまう)
7.戒めを守らぬ者とセックスしてはならない。
8.物に限らず、あらゆる他人の所有するものに手を出してはならない。
9.嘘の証言をしてはならない。
10.他人の財産を奪ってはならない。
以上ですが、これは人間に対する「十戒」です。
人間でないものに対しては、当て嵌まらない部分もあると思います。

話を戻します。
「3時」になるちょっと前、相葉くん演じる「棚田昭」は「15F」のトイレに入っていきます。
この「15F」を数字に直すと、「F」はアルファベットの6番目に当たるので「156」となり、全部足すと「12」になります。
「12」は「ジョン・マルコと11人の弟子」を指すので、ここのブログを指しているんだと思います。
「棚田」がトイレの中で携帯の占いを見た時「12位」となっているので、合ってるんじゃないでしょうか。
つまり、事件が起きて誰も外に出られなくなった時、このブログを知っていた人はその事件の大まかな真相を知ることになり、その情報を少しずつ外部に流すことができたんじゃないでしょうか。
まるで「ダイハード」の「ジョン・マクレーン」がビル外の警官と無線交信していたようなシチュエーションですよね。

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